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ボーナスもらってすぐ辞める5つの手順|気まずくならない転職術

ボーナスもらってすぐ辞める5つの手順|気まずくならない転職術
たかやん
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ボーナスをもらってから辞めたいのに、どう行動したらいいか悩んでいませんか。「もらってすぐ辞めるのは気まずい」「タイミングを間違えてボーナスがもらえなくなるのでは」。そんな不安で転職の踏み出しが遅れている人は多いです。放置すると、次のボーナスまでまた半年〜1年、今の会社に縛られ続けることになります。

この記事では、ボーナスをもらってから転職するための5つの手順と夏・冬ボーナス別スケジュール、退職理由・入社日の伝え方を整理します。読み終えると、いつ活動を始め、いつ退職を伝え、いつ入社すればよいかが具体的にイメージできます。

結論から言うと、ボーナスをもらってから辞めること自体は問題ありません。就業規則で「支給日在籍要件」「査定期間」「退職予定者への減額規定」の3点を確認してから退職日を決めれば、大半のリスクは防げます。

この記事でいう「すぐ辞める」は支給日当日に退職届を出すことではありません。支給後2週間〜1ヶ月以内に退職を切り出し、退職日はそこから1〜2ヶ月後が現実的な目安です。その流れを最短・最小の気まずさで回す手順が、この記事のテーマです。

Contents
  1. ボーナスもらってすぐ辞めても問題ない?まず確認すべき3条件
  2. ボーナスをもらってから転職する5つのステップ
  3. 夏・冬ボーナス後の転職スケジュール早見表
  4. ボーナス目当てと思われにくい退職理由と入社日の伝え方
  5. 転職後のボーナスはいつからもらえる?
  6. ボーナスを考慮して転職したら年収が+50万円になった話
  7. ボーナス後の転職を一緒に進めてくれるエージェント2選
  8. よくある質問
  9. まとめ

ボーナスもらってすぐ辞めても問題ない?まず確認すべき3条件

ボーナスもらってすぐ辞めても問題ない?まず確認すべき3条件

「もらってすぐ辞めるのは悪いことをしている気がする」という感覚を持つ人は多いです。結論から言うと、その罪悪感で動きを止める必要はありません。

ボーナスは、査定期間中の働きや会社の賞与規程にもとづいて支給されるものです。支給条件を満たして受け取った後に転職を選ぶこと自体は、問題ありません。

周囲から「もらい逃げだ」と言われたとしても、あなたは何も盗んでいません。条件を満たして受け取った分を持って、次へ進む。それだけのことです。

「もらい逃げ」という言葉がありますが、これは会社側が使う感情的な表現にすぎません。就業規則の有無にかかわらず、会社が感情的に動いてボーナスを減額するケースは実際にあります(筆者自身もその経験があります)。だからこそ、就業規則を確認してから「支給後に退職意思を伝える」という順番を守ることが、現実的な安全策です。

また、この記事がいう「すぐ辞める」はスピード最優先ではありません。支給後2週間〜1ヶ月以内に退職を切り出し、1〜2ヶ月で退職まで完了させる、最短・最小の気まずさで完走する手順です。ダッシュで逃げるのではなく、段取りして最小摩擦で終わらせることがゴールです。

ただし、「受け取れるかどうか」は別の話です。就業規則に書かれた支給条件を満たしていないと、受け取る前に減額・不支給になるリスクがあります。確認すべき条件は3点です。

条件①:支給日在籍要件を確認する

就業規則に「支給日に在籍していること」と書かれている会社は多いです。ここが最初の関門です。

支給日の前日に退職してしまうと、たとえ査定対象期間を丸ごと働いていてもボーナスは支給されません。「もうすぐ辞めるんだし、早めに退職日を設定しよう」という判断が、数十万円の損失につながります。

就業規則の「賞与」または「賞与規程」の項目を開いて、支給日の条件を確認してください。社内イントラや共有フォルダに電子版がある会社は多いです。人事を通さずに確認できるため、転職を悟られる心配がありません。紙の冊子しかない場合は、人事部に「社内ルールを確認したい」と依頼してください。それでも確認できない場合は、最寄りの労働基準監督署に相談できます。

条件②:査定期間を確認する

「支給日に在籍していれば満額もらえる」と思い込んでいる人がいますが、それは正確ではありません。多くの会社では、ボーナスの金額は「査定期間中の勤務実績」をもとに決まります。

査定期間の途中で退職意思を伝えると、満額ではなく在籍期間分の支給にとどまるケースがあります。査定期間内に「退職予定者」として扱われれば、評価が下がって減額につながります。

就業規則の賞与規程に「算定期間」または「査定期間」という欄があるはずです。夏のボーナスなら10月〜3月、冬なら4月〜9月が多いですが、会社によって異なるので必ず確認してください。

条件③:退職予定者への減額・不支給規定を確認する

「退職届提出後の者には賞与を支給しない」または「減額することができる」と明記している会社があります。これが最も見落とされやすい条件です。

この規定がある会社では、ボーナスが支給される前に退職意思を伝えると、支給日に在籍していても減額される可能性があります。そのため、ボーナスを確実に受け取るには「支給日が過ぎてから退職意思を伝える」ことが安全策です。

ただし、この規定は就業規則に明記されていて、かつ労働者に周知されていることが有効の前提とされています。内容が不明瞭だったり、周知されていなかったりする場合には、減額の効力が認められないとされるケースがあります。不当な減額をされた場合は、会社への確認や労基署への相談が選択肢になります。

💡 3条件チェックリスト(就業規則で確認する項目)
  • ボーナス支給日はいつか
  • 査定期間はいつからいつまでか
  • 退職届提出後の減額・不支給規定があるか

この3点を確認してから転職活動のタイムラインを組む。これが「ボーナスをもらって辞める」の最初のアクションです。

ボーナスをもらってから転職する5つのステップ

ボーナスをもらってから転職する5つのステップ

3条件の確認が終わったら、あとはスケジュールを組むだけです。ボーナスをもらって転職に成功している人の動き方は、大きく5つのステップに整理できます。「転職活動を始めてからボーナスをもらう」のではなく、「ボーナスをもらう前提でスケジュールを逆算する」のがポイントです。

①就業規則で支給日・査定期間・減額規定の3点を確認する

3条件の確認で「退職意思をいつまでに伝えれば安全か」が決まります。転職活動のタイムラインを組む前に、手元でメモしておいてください。

就業規則の賞与規程を開いて、以下の3点を確認します。

  • 支給日はいつか(6月・7月・12月が多い)
  • 査定期間はいつからいつまでか
  • 退職届提出後の減額・不支給規定があるか

支給日と減額規定が確認できると、「ボーナス支給後○月まで在籍→退職意思は○月以降に伝える」という自分専用のタイムラインが作れます。これが決まらないと残りのステップがすべて仮置きになるため、一番先に動かす項目です。

②ボーナス支給の2〜3ヶ月前から転職活動をスタートする

転職活動から内定獲得までは、書類選考・複数回の面接を経ると2〜3ヶ月かかることが多いです。内定後の入社日調整は、現職引き継ぎを理由にすれば1〜2ヶ月は受け入れてもらいやすいです。つまり、ボーナス支給月の2〜3ヶ月前には活動を始めている必要があります。

たとえば7月支給なら3〜4月に活動開始。12月支給なら9〜10月に活動開始が目安です。

「ボーナスをもらってから転職活動を始める」という考えは損をします。先に内定を取り、ボーナスをもらってから退職意思を伝えるのが正しい順序です。ただ、内定先が入社日をあまり待てない場合は、ボーナスをあきらめて早期入社を選ぶほうが総収入で得になるケースもあります。転職活動中であることを会社に知られる心配があるなら、エージェントに登録するだけでも求人と市場感はつかめます。

早期入社をしたとしても、次の会社のボーナスを早めに満額もらえると割り切っていきましょう!

③ボーナス支給後2週間〜1ヶ月以内に退職の意思を伝える

ボーナスが支給されたら、なるべく早く(目安は2週間〜1ヶ月以内)上司に退職意思を伝えてください。「すぐ」とは支給日当日に退職届を出すという意味ではなく、支給後1〜2ヶ月の単位で動くことです。当日に伝えると「もらい逃げ目的」という印象を与えやすいため、少し間を置くのが自然です。

法的には退職の申し出から2週間で退職できます。ただし実務的には、後任の補充・引き継ぎの準備・有給消化を考えると1〜2ヶ月は必要です。「法的には2週間で辞められる」という情報だけを持って即退職しようとすると、職場環境が悪化するリスクがあります。円満退職を重視するなら、余裕を持ったスケジュールで伝えてください。

上司が高圧的で退職を言い出せない状況なら、退職代行という選択肢もあります。本人が直接上司に話す必要がなくなるため、精神的な負担を大幅に減らせます。ボーナス支給後に動くことが前提ですが、パワハラ気味の職場では現実的な選択肢です。

逆にボーナスをもらう前に辞意を出すと、減額される可能性があります。会社は継続して勤める人には満額出しますが、辞意のある人には理由をつけてカットします。

④最終出社日・有給消化開始日・退職日を分けて逆算する

退職日は「ボーナス支給日の後」であることを確認した上で、以下の順番で逆算して決めます。

ステップ タイミングの考え方
ボーナス支給日 就業規則で確認した日
退職意思を伝える日 支給日から2週間〜1ヶ月後
最終出社日 引き継ぎ完了が見込める日
有給消化開始日 最終出社日の翌日から退職日まで
退職日 有給消化が終わる日
転職先入社日 退職日の翌日〜1ヶ月後が現実的

たとえば有給が20日残っていて、引き継ぎに30日かかる場合、退職意思を伝えてから退職日まで約2ヶ月かかる計算になります。退職日が決まれば、入社日の交渉もスムーズに進みます。

⑤転職先への入社日は正直に交渉する

内定をもらった後、転職先から「いつから来られますか?」と聞かれます。このとき、入社を遅らせたい理由はボーナス目的ではなく「現職の引き継ぎと有給消化のため」として伝えるのが自然です。ボーナス目当てと明言する必要はなく、引き継ぎ期間として正直に説明すれば問題ありません。

内定後1〜2ヶ月の入社日調整は、「現職の引き継ぎが必要」という理由があれば受け入れてもらえるケースが多いです。長くて3ヶ月程度が目安です。3ヶ月を超えると「本当に来る気があるのか」と採用側が不安になるケースがあるため、余裕のある調整をしておくほうが安全です。

転職先との入社日交渉は、エージェントを通じて行うとスムーズです。直接交渉しにくい条件も、エージェントが間に入ることで伝えやすくなります。

スケジュールを自分で組むのが難しければ、UZUZに相談してください。「ボーナス支給後に入社したい」と伝えるだけで、そのスケジュールに合わせた求人を絞ってくれます。強引な勧誘はなく、合わなければ退会できます。

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夏・冬ボーナス後の転職スケジュール早見表

夏・冬ボーナス後の転職スケジュール早見表

「いつ転職活動を始めればいいか」は、ボーナス後転職で最も迷う部分です。開始が遅れると内定が間に合わず、ボーナスを待ちながら転職時期を半年ずらすことになります。支給パターン別のスケジュール例をまとめたので、自社の支給月に合わせて確認してください。

夏ボーナス後のスケジュール例(6月・7月支給の場合)

夏のボーナスは6月または7月に支給される会社が多いです。いずれの場合も、3〜4月には転職活動を始めているのが理想です。

時期 やること(7月支給の例)
3〜4月 転職活動スタート・エージェント登録・求人リサーチ
5〜6月 書類選考・面接・内定獲得
7月 ボーナス支給(支給直後の退職申し出は避ける。2週間は空ける
7月末〜8月 上司に退職意思を伝える
8〜9月 引き継ぎ・有給消化
9〜10月 退職・新職場入社

6月支給の場合は、2〜3月に転職活動をスタートして同じ流れで進めます。支給日だけが1ヶ月早くなるイメージです。

冬ボーナス後のスケジュール例(12月支給の場合)

冬のボーナスは12月支給の会社が多いです。9〜10月には転職活動を始めておく必要があります。

時期 やること(12月支給の例)
9〜10月 転職活動スタート・エージェント登録・求人リサーチ
10〜11月 書類選考・面接・内定獲得
12月 ボーナス支給(支給直後の退職申し出は避ける。2週間は空ける
12月末〜1月 上司に退職意思を伝える
1〜2月 引き継ぎ・有給消化
2〜3月 退職・新職場入社

年末年始をまたぐため、退職手続きが少し複雑になる場合があります。特に1月入社を希望する場合、採用側も年度を意識していることがあるため、入社日は早めに相談しておくとよいです。

自社の支給日が違う場合の逆算テンプレ

6月・7月・12月以外の支給月の場合は、以下の基本式で逆算してください。

💡 支給日からの逆算テンプレ
  • 支給日 → 支給日から2週間〜1ヶ月後に退職意思を伝える
  • 退職意思を伝えた日 → 有給残日数+引き継ぎ必要日数を足した日が退職日
  • 退職日 → 退職翌日〜1ヶ月後が入社日の目安

転職活動の開始時期:「入社希望月」の3〜4ヶ月前に転職活動スタート

たとえば「10月に入社したい」なら6〜7月に活動を始める計算です。ボーナス支給月から逆算してスタート時期を決め、そこに合わせて動き始めてください。

ボーナス目当てと思われにくい退職理由と入社日の伝え方

ボーナス目当てと思われにくい退職理由と入社日の伝え方

「ボーナスをもらってから辞める」という判断自体は問題ありません。問題になるのは、退職理由や入社日の伝え方が不自然になったときです。嘘をつく必要はありませんが、伝え方次第で印象は大きく変わります。

面接での入社日はボーナスを理由にせず引き継ぎで説明する

転職先の面接で「いつから入社できますか?」と聞かれたとき、「ボーナスをもらってから入社したい」という本音は言わないでください。採用する側から見ると、ボーナス目的で入社を遅らせようとしている印象を与えてしまいます。

💡 入社日の伝え方 OK例・NG例

✅ OK:「現職の引き継ぎに1〜2ヶ月かかるため、○月入社を希望しています。」

❌ NG:「7月にボーナスが出るので、8月以降の入社になります。」

「現職の引き継ぎ」という理由は、採用側も受け入れやすい自然な説明です。引き継ぎ期間として1〜2ヶ月を主張するのは一般的な範囲内で、不審に思われることはほとんどありません。入社日を3ヶ月以上遅らせたい場合は、「引き継ぎ案件が複数ある」など具体的な理由を加えると説得力が増します。

ボーナス後でも気まずくなりにくい退職理由の伝え方

上司に退職意思を伝えるとき、理由を詳しく説明する義務はありません。「一身上の都合」で十分です。キャリアアップでも、環境を変えたいでも、体を壊す前に出たいでも、理由の種類は問いません。「ボーナス目当てで辞めるの?」と聞かれたとしても、「今後のことを考えてのことです」と短く返せば十分です。

退職を切り出すタイミングは、ボーナス支給日から2週間程度空けた平日の朝が無難です。「少し相談があるのですが、お時間をいただけますか」とアポを取り、個室で伝えます。メールや口頭でいきなり伝えるより、場を設けるほうが双方落ち着いて話せます。

💡 引き止めへの返し方(パターン別)
  • 「給料を上げるから残れ」→「お気持ちはありがたいですが、決意は変わりません」
  • 「もう少し待ってくれ」→「○月末での退職を希望しています」
  • 「次が決まってからにしろ」→「すでに方向は決まっています」
  • 「ボーナスもらってから辞めるの?」→「今後のことを考えての判断です」

共通して使えるのは「気持ちは変わりません」の一点張りです。理由を並べれば並べるほど反論の余地が増えます。感情的にならず、短く繰り返すのが最も消耗しません。

上司が高圧的でそもそも話し合いにならない、退職を切り出すこと自体が怖い、という状況なら、退職代行サービスという選択肢があります。退職意思の伝達自体は、代理人が行っても認められています。ただし、未払い賃金の請求や会社との法的交渉は弁護士法第72条により弁護士資格が必要です。一般的な退職代行(労働組合型を含む)と弁護士系退職代行では対応できる範囲が異なるため、トラブルが起きそうな場合は最初から弁護士系を選ぶほうが安全です。

なお、退職代行を使う場合は「ボーナス支給後」に動くことが前提です。支給前に退職代行を使うと、支給条件を満たさなくなる可能性があります。

退職を切り出せない状況なら、退職代行Jobsが有効です。本人が直接話す必要がなくなり、ボーナス支給後に動けば受給条件も守れます。弁護士監修・24時間対応で、今日中に相談できます。

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同業界への転職なら後任育成まで踏み込む姿勢を見せる

同じ業界内での転職の場合、退職後も取引先や前職の元同僚と関わる可能性があります。特に業界が狭い分野では、退職時の対応が転職後の評判に直結します。

退職意思を伝えた後、自分から積極的に引き継ぎ資料を作成したり、後任者への説明を申し出たりすると、印象が大きく変わります。「ボーナスをもらってすぐ辞めた人」より「しっかり引き継いで辞めた人」として記憶してもらえれば、業界での評判は守れます。

引き継ぎに使える時間は限られているので、着任期間中に「引き継ぎリスト」を作っておくと、退職を伝えた後に慌てずに済みます。

退職の伝え方・タイミング・例文を詳しく知りたい場合は、こちらを参考にしてください。
退職の伝え方完全解説|タイミング・例文・引き止め対応

業界を変えるにしても会社にはしっかり向き合って退職しましょう。区切りをしっかりつけることで正しく、そして新しく前に進むことができます!

転職後のボーナスはいつからもらえる?

転職後のボーナスはいつからもらえる?

「現職のボーナスをもらってから辞めたい」と考える人の多くが、次に「転職先ではいつからボーナスをもらえるか」を気にしています。実は、転職後の初回ボーナスは思っている以上に少なくなりやすいです。「現職のボーナスで得をしても、転職先で損をする」パターンを事前に把握しておく必要があります。

初回賞与が寸志・対象外になるケース

転職先で最初のボーナスが「寸志(数万円程度)」または「支給なし」になるケースは珍しくありません。主なケースは2パターンあります。

試用期間が査定対象外になる:
多くの会社では、試用期間(3〜6ヶ月が多い)の勤務が賞与の査定対象外になります。試用期間終了後から査定が始まるため、入社半年〜1年後の賞与からようやく本来の金額がもらえる状態になります。

入社時期によって査定期間に含まれない:
たとえば10月入社の場合、冬のボーナスの査定期間(4〜9月)にほとんど含まれません。この場合、12月のボーナスは寸志か支給なしになることが多いです。

入社時期によっては、転職後1年以上ボーナスが少ない状態が続く可能性があります。

現職ボーナス+転職先初回賞与の年収総額で判断する

「現職でボーナスを満額もらってから辞める」という判断が、必ずしも得とは限りません。現職ボーナスを満額もらっても、転職先での初回賞与が寸志になれば、年収総額では下がってしまう場合があります。

💡 早期入社 vs ボーナス待ち:どちらが得か?
  • 早期入社が得:転職先の月給アップ額 × 残り在籍月数 > 現職の残りボーナス見込み額
  • ボーナス待ちが得:現職のボーナス見込み額 > 転職先での月給差額

月給が大幅にアップする転職の場合、ボーナスを待ち続けることで損をするケースもあります。ボーナスの金額だけを見るのではなく、年収総額で損得を考える視点が重要です。

内定前に転職先のボーナス条件を確認する質問例

転職先のボーナス条件は、内定前の段階でエージェント経由で確認するのが一番スムーズです。直接聞きにくい場合でも、エージェントが代わりに確認してくれます。

確認しておきたい項目:

  • 賞与の支給月はいつか
  • 試用期間中は査定対象になるか
  • 初年度の支給実績はどのくらいか
  • 入社時期によって初回ボーナスが変わるか

これらを事前に把握しておくと、入社日のスケジュールも組みやすくなります。たとえば「4月入社なら夏のボーナスは対象外になるが、10月入社なら冬のボーナスに一部含まれる」といった判断ができるようになります。

聞きにくいこともエージェントを通してなら気軽に聞くことができます!転職の際は転職エージェントの利用を強く勧めます

ボーナスを考慮して転職したら年収が+50万円になった話

「スケジュールの立て方がわからない」「入社日交渉が気まずい」という不安は、実際に動いた後で思ったより小さかった、という人が多いです。筆者自身の経験をひとつ話します。スケジュールの組み方と、エージェントに任せた場合に何が楽になるかの参考にしてください。

前職でボーナスをほぼカットされた経験

自動車部品のプレス工場で働いていたとき、会社から「社外に持ち出して満足度を測るので正直に書いてほしい」とアンケートを渡されたため、不満をありったけ書きました。その後、社長に呼び出され「そんなに不満を持っている人間にボーナスはあげたくない」と言われ、ボーナスをほぼカットされました。会社の就業規則次第でそのような対応が取られうる、という現実を身をもって学んだ出来事でした。

そのとき痛感したのは、「ボーナスは会社の規程や査定次第で大きく変わる」という現実です。就業規則に減額規定があれば、不満を持っているとみなされただけで大幅に削られます。だからこそ、転職するなら「支給後に退職意思を伝える」という順番を守る意味があります。

ボーナスは幻です。上司や社長の気分で簡単に吹き飛ぶものですからね。法律でもボーナスの減額は認められてるので、私はボーナスに依存しないようにしています。

ボーナスを踏まえたスケジュールで転職した結果

29歳で神戸に移住するタイミングで転職活動をしました。当時の年収は約400万円で、自動車業界から医薬品製造への業界転換という形でした。

前職では雀の涙ほどのボーナスを受け取ってから退職しました。退職後に転職活動を始め、11月に医薬品製造の会社に内定しました。順序としてはボーナス受取→退職→転職活動という流れで、記事の推奨順とは少し異なりますが、ボーナスを受け取ってから動くという点は同じです。

結果として希望通りのスケジュールで転職が決まり、年収は入社時点で50万円アップしました。その後も毎年昇給が続いています。「入社日の交渉が気まずい」と感じるなら、エージェントに任せるのが現実的です。自分では言い出しにくいことも、エージェントが間に入ることで自然に進みます。

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ボーナス後の転職を一緒に進めてくれるエージェント2選

ボーナス後の転職を一緒に進めてくれるエージェント2選

ボーナス後の転職では、「いつ活動を始めるか」「入社日をどう調整するか」の2点が決め手になります。自力で進めると、内定後の入社日交渉を自分でやることになり、「ボーナスが目当てだと思われたくない」という気まずさが生じやすいです。エージェントを活用すると、スケジュール管理と交渉を代わりにやってもらえるため、その手間がほぼなくなります。

「エージェントに登録したら強引に求人を押しつけられそう」という不安はよくある反応です。実際には、求人を見るだけで終わらせることもできますし、合わなければ退会できます。以下の2社は20代のスケジュール設計と入社日交渉のサポートに強く、製造業・現場職からの業界転換の相談も受け付けています。

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よくある質問

❓ Q1. ボーナスをもらった翌日に退職を申し出てもいいですか?

法的には翌日に申し出ても問題ありません。ボーナスを受け取った後に退職意思を伝えることは、まったく違法ではないからです。
ただし、翌日に伝えると「もらい逃げ」という印象を持たれやすいのも事実です。印象を気にするなら、2週間〜1ヶ月程度の間を置いてから伝えるのが無難です。同業界への転職の場合はとくに、伝えるタイミングに少し余裕を持たせるとよいです。

❓ Q2. 退職意思を伝えたら、ボーナスを減らされることはありますか?

就業規則に「退職届提出後は減額または不支給とする」という規定がある場合、ボーナス支給前に退職意思を伝えると減額される可能性があります。
この規定の有無は、就業規則の賞与規程で確認できます。規定がある場合は、ボーナスを受け取った後に退職意思を伝えるのが確実です。規定がない会社でも、支給前に伝えると査定での評価が下がるリスクがあるため、支給後に伝えることをおすすめします。

❓ Q3. ボーナス支給後に有給消化して退職してもよいですか?

問題ありません。有給休暇は労働者に付与された権利であり、退職前に消化するのは正当な行使です。
退職日までに有給が残っている場合は、退職日を後ろに伸ばして有給消化期間に充てられます。会社側は有給取得を原則として拒否できません(労働基準法第39条)。時季変更権により「別の時期に」と言われることがありますが、退職前は代替時季がないため、時季変更権の行使が難しいとされています。

❓ Q4. 内定先に入社日を2〜3ヶ月待ってもらうのは非常識ですか?

1〜2ヶ月なら一般的な範囲内です。2〜3ヶ月でも、「現職の引き継ぎが必要」という理由があれば受け入れてもらえることが多いです。
3ヶ月を超えると「本当に入社する気があるか」と採用側が不安になりやすいため、3ヶ月以内を目安にしてください。入社日の交渉は直接行うより、エージェント経由で伝えたほうがスムーズに進む場合が多いです。

❓ Q5. 就業規則が見当たらない、または見せてもらえない場合はどうすればよいですか?

就業規則は、常時10人以上の労働者を使用する会社に作成・周知義務があります(労働基準法第89条・第106条)。開示を求めることは労働者の正当な権利行使であり、会社が正当な理由なく拒否することは難しい立場になります。
まず社内イントラや人事部に「賞与規程を確認したい」と依頼してください。転職の意思を明かさなくても、「社内ルールの確認」として請求できます。それでも見せてもらえない場合は、最寄りの労働基準監督署への相談が選択肢です。規程の内容に疑問がある場合(「減額規定の有効性」など)も、同じく労働基準監督署または社会保険労務士に確認できます。

❓ Q6. 内定がボーナス支給前に出た場合、入社日を待ってもらえますか?

内定後1〜2ヶ月の調整は受け入れてもらえる場合が多いです。「現職の引き継ぎが必要なため○月入社を希望します」と伝えれば問題ありません。欠員補充など急いでいるポジションでは3ヶ月を超えると難しくなるため、エージェント経由で企業側の許容範囲を事前に確認しておくと安心です。

❓ Q7. ボーナス支給日前に退職してしまった場合、支給はされませんか?

就業規則に「支給日在籍要件」がある場合、支給日前に退職すると原則として支給されません。査定対象期間を働いていても、支給日に在籍していなければ対象外になるのが一般的です。
ただし、会社によっては在籍日数に応じた日割り支給をしているケースもあります。不明な場合は退職前に就業規則か人事部門で確認しておくと安心です。

❓ Q8. 退職から入社まで1〜2ヶ月空いた場合、健康保険・年金はどうなりますか?

退職した翌日から、会社の健康保険(社会保険)の被保険者資格が失われます。空白期間中は、国民健康保険への加入か、前の会社の保険を任意継続するかのどちらかが必要です。任意継続は退職日の翌日から20日以内に手続きします。年金は国民年金(第1号被保険者)への切り替えが必要です。入社後は新しい職場の社会保険に自動的に加入し直せます。手続き窓口は市区町村の国民健康保険担当窓口です。空白期間が1〜2ヶ月であれば負担は限定的で、転職を止める理由にはなりません。

まとめ

ボーナスをもらってから転職するのは、正しい手順を踏めば難しくありません。感情で動くのではなく、スケジュールを先に組むのがコツです。

5つのステップをもう一度整理します。

  1. 就業規則で支給日・査定期間・減額規定の3点を確認する
  2. ボーナス支給の2〜3ヶ月前から転職活動をスタートする
  3. 支給後2週間〜1ヶ月以内に退職意思を伝える
  4. 最終出社日・有給消化・退職日を逆算して決める
  5. 転職先への入社日は「引き継ぎ都合」として正直に交渉する

「ボーナスをもらってから辞める」という選択に、後ろめたさを感じる必要はありません。今の会社に不満があるなら、ボーナスをきっかけに転職の準備を始めてください。今のボーナスに間に合わなくても、次の支給月に合わせてスケジュールは組み直せます。

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ABOUT ME
たかやん
たかやん
転職2回|ブラック企業経験あり
1992年生まれ、愛知出身。新卒で入社した会社が実態は人材派遣会社で、説明もないまま製造現場に放り込まれる。パワハラ・アルハラに疲弊し、入社3ヶ月でdodaに登録するも疲労困憊で使いこなせず撃沈。その後も転職を繰り返しながら複数のエージェントを試す。2021年、子どもの誕生を機に神戸へ移住しdodaで転職成功。「最初からちゃんと使えていれば…」という後悔をもとに、20代が騙されず・失敗せずに転職できる情報を発信中。
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