転職を考える
PR

年収が下がる転職に約7割が抵抗|マイナビ2026年調査を解説

年収ダウンをどう考えるか。机に両手を置いて考える女性と、マイナビ2026年調査の解説タイトル。
たかやん
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「転職したいけれど、年収は下げたくない」。マイナビが2026年9月24日に公表した調査では、年収が下がる転職に抵抗を示した人が68.6%にのぼりました。

一方、希望年収に届かなくても、将来の昇給や働き方の改善を理由に転職を検討する人もいます。給与は大切な条件ですが、転職先を選ぶ基準は入社時の年収だけではないことがうかがえます。

この記事では、調査結果から分かることを解説し、20代が年収の見込みに加え、働き方や仕事内容も比べて転職先を選ぶためのポイントを紹介します。

9月24日公表のマイナビ調査は、誰に何を聞いた?

調査対象は転職活動をした20〜50代の正社員1,500人。転職した500人、転職していない1,000人。

今回のマイナビ「転職活動実態調査(2026年)」は、転職活動をした20〜50代の正社員1,500人に聞いたものです。転職した人だけでなく、活動したものの転職しなかった人も含まれます。

確認する点調査概要
公表日2026年9月24日
本調査の実施日2026年7月8日〜15日
対象20〜50代の正社員1,500人
対象者の内訳転職した人500人/転職していない人1,000人
対象となる活動時期2025年7月〜2026年6月

この記事で見るのは、「年収が下がる転職を受け入れられるか」と「希望年収に届かなくても、どんな条件なら転職を考えるか」の二つです。数字は20〜50代全体の回答で、20代だけの結果ではありません。

年収低下に68.6%が抵抗。希望額に届かなくても転職を考える条件は?

年収が下がる転職に抵抗を示す回答は68.6%。20〜50代1,500人の意識で、実際の年収低下の割合ではない。

68.6%は「年収が下がる転職」を受け入れにくい人の割合

年収が下がる転職について、強い抵抗を示した人が29.3%、受け入れにくいとした人が39.3%。合わせて68.6%、およそ7割が年収の低下に抵抗を感じていました。

条件次第で受け入れるとした人は27.9%、条件を付けずに受け入れるとした人は3.5%でした。

出典:マイナビ「転職活動実態調査(2026年)」・26ページ。転職活動当時の考えを1,500人に聞いた単一回答で、実際に年収が下がった人の割合ではありません。

希望年収に届かない場合は、将来の収入や働き方も判断材料に

では、希望する年収に届かないとき、何があれば転職を考えるのでしょうか。別の質問で多かったのは、次の二つでした。

希望年収に届かなくても検討する条件回答割合
将来の収入増加を見込めること47.6%
労働時間や働き方が改善すること44.5%

出典:マイナビ「転職活動実態調査(2026年)」・28ページ。回答者1,500人、複数回答。条件の表現は要約しています。

仮に、現在の年収が400万円で、転職時も400万円以上を希望している人に、380万円が提示されたとします。翌年には430万円になる見込みがあり、その根拠も確認できれば、入社時の年収だけでなく、その後の伸びも含めて考えられます。

この金額は説明のための例で、調査が翌年の年収や昇給率を示したものではありません。実際に検討するときは、企業に昇給の時期・条件・同じ職種での実績を聞いておきましょう。

モデル年収は、一定の経験や評価を得た人の例である場合もあります。自分に約束された金額なのか、条件を満たした場合の目安なのかを確認してください。

給与は重要な条件。それでも、転職先に求めるものは人それぞれ

給与・昇給、通勤の負担、休日・働く時間。自分が重視する条件で転職先を比べる。

今回の結果からは、収入を守りたいという意識が強い一方で、昇給の見込みや働き方も転職の判断材料になることが分かります。入社時の給与が希望に届かなくても、将来の収入や毎日の負担まで考えて転職を検討する人がいるのです。

給与が高いのはうれしいことですが、今の仕事で何に困っているかによって、魅力を感じる会社は変わります。たとえば、求人を比べるときには次のような違いがあります。

  • 満員電車がつらい人:通勤時間が短い会社や、混雑する時間帯を避けて出勤できる会社
  • 休みを増やしたい人:休日が多く、有給休暇も取りやすい会社
  • 収入を増やしたい人:提示年収に加えて、昇給の条件や実績にも納得できる会社

生活に必要な収入を確保したうえで、仕事内容と働き方が自分に合う会社を選ぶ。それが、この調査を自分の転職先選びに生かす考え方です。

求人や内定先は、給与・働き方・仕事内容を確認しよう

給与・働き方・仕事内容を確認。内定がある人は希望と実際を比べ、応募前の人は譲れない希望を整理する。

転職で重視する条件が人によって違うなら、求人や内定先も自分の希望に照らして比べたいところです。内定がある人は提示された条件と配属先の実態を、これから応募する人は希望する収入・働き方・仕事内容を書き出してみましょう。

内定がある人は、仕事内容と働き方が自分の希望に合うかを再確認する

内定を承諾する前に、「この会社で、転職して変えたいことを実現できるか」をもう一度確認しましょう。年収に納得できても、避けたかった働き方や苦手な業務が続くなら、入社後も同じ不満を抱えるかもしれません。

求人票・面接で聞いた話・労働条件通知書を見返し、次の3点を自分の希望と比べてください。

  • 給与:基本給・固定残業代・賞与の内訳と、初年度に受け取れる金額の見込み。生活に必要な収入を確保できるか
  • 働き方:配属先の残業・夜勤・出勤時間・休日の取り方。通勤も含め、減らしたかった負担が減りそうか
  • 仕事内容:実際に任される業務と一日の流れ。取り組みたい作業があるか、苦手だった作業ばかりにならないか

仕事内容が分からなければ、「入社後に担当する仕事と、一日の流れを教えていただけますか」と聞くと具体的に確かめられます。直接応募なら企業の採用担当者へ、エージェント経由なら今の担当者を通じて質問できます。

給与や勤務時間などの書面は、労働条件通知書の確認項目と給与の内訳の見方を使って確認できます。初年度の賞与も、満額もらえる前提で判断しないようにしましょう。

仕事内容や職場環境まで詳しく見極めたい方は、転職先で失敗しない選び方チェックリストも参考にしてください。実際の業務・労働時間・社風など、会社に確かめたい項目をまとめています。

応募前の人は、希望する収入・働き方・仕事内容を整理する

これから求人を探すなら、希望する年収と、次の仕事で続けたいこと・避けたいことをメモしてみてください。生活のために下回れない収入も決めておきましょう。

たとえば、「希望は年収400万円以上、生活費から考えた下限は380万円。夜勤は避けたいが、手順に沿って製品を確認する作業は続けたい」という形です。下限は、毎月の手取りで生活費と必要な貯蓄をまかなえるかを考えて決めます。

どんな仕事が自分に合うか分からない場合は、自己分析から仕事の候補を探す方法を参考にしてください。嫌だった場面や苦にならなかった作業を振り返り、仕事選びで確かめるポイントを見つけられます。

求人選びに迷う第二新卒は、第二新卒エージェントneoに相談する

「希望する年収や働き方は決まったけれど、自分の経験で応募できる求人が見つからない」。そんな第二新卒の方には、第二新卒エージェントneoで、求人を紹介してもらいながら条件を相談する方法をおすすめします。

第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒などの若手向けに、仕事探しから応募・入社までを支援する無料の転職エージェントです。公式FAQでは、未経験者を歓迎する求人を探している人にも向けたサービスとして案内されています。

相談できるのは、求人選びから応募・入社の準備まで。一人では進めづらい次の作業を、担当者に相談できます。

  • 求人選び:経験と希望を伝え、紹介された求人の年収・勤務地・仕事内容を担当者と確かめる
  • 応募の準備:書類作成や面接対策の支援を受け、自分の経験をどう伝えるか相談する
  • 入社条件の交渉:紹介企業に直接言いづらい入社日や条件を、担当者に相談する

希望によっては紹介できる求人がない場合もあります。まずは無料登録後に面談を予約し、「今の年収」「希望額」「変えたい働き方」を伝えて、紹介できる求人を聞いてみましょう。

まだ転職するか決めていなくても相談できます。登録後のやり取りが気になる方は、相談だけで転職エージェントを使う方法と断り方も参考にしてください。

まとめ|給与・働き方・仕事内容の3点で転職先を選ぼう

マイナビの調査では、約7割が年収の下がる転職に抵抗を示しました。一方、希望年収に届かなくても、将来の昇給や働き方の改善を理由に転職を検討する人もいます。

転職先を選ぶときは、給与・働き方・仕事内容を自分の希望と比べましょう。生活に必要な収入を確保しながら、続けられそうな仕事か、通勤・休日・残業などの負担を減らせるかを考えることが大切です。

内定がある人は、承諾前に実際の業務や配属先の働き方を再確認してください。これから探す人は、希望年収と、続けたい作業・避けたい負担を書き出すところから始めましょう。求人選びに迷ったら、その希望を転職エージェントに伝えて相談できます。

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
ABOUT ME
たかやん
たかやん
転職2回|ブラック企業経験あり
1992年生まれ、愛知出身。新卒で入社した会社が実態は人材派遣会社で、説明もないまま製造現場に放り込まれる。パワハラ・アルハラに疲弊し、入社3ヶ月でdodaに登録するも疲労困憊で使いこなせず撃沈。その後も転職を繰り返しながら複数のエージェントを試す。2021年、子どもの誕生を機に神戸へ移住しdodaで転職成功。「最初からちゃんと使えていれば…」という後悔をもとに、20代が騙されず・失敗せずに転職できる情報を発信中。
記事URLをコピーしました