マーキャリNEXT CAREERとは?特徴・評判と利用前に知りたい条件
SaaS業界に興味はあっても、今の営業経験を生かせるのかは分かりにくいものです。インサイドセールスやカスタマーサクセスなど、聞き慣れない職種もあります。
マーキャリNEXT CAREERは、SaaS企業の営業・マーケティング職に特化した転職エージェントです。これまでの経験に合う職種の相談から、企業選び、応募書類・面接の準備まで支援を受けられます。
面談対象は、20・30代の営業職またはマーケ職の経験者で、1年以内に転職を考えている方です。この記事では支援の特徴と評判、利用条件を整理し、自分に合う相談先かを判断できるように解説します。
マーキャリNEXT CAREERはSaaS企業の営業・マーケティングに特化

マーキャリNEXT CAREERは、転職先の紹介と選考準備を担当者に相談するサービスです。IT業界の仕事を幅広く扱うのではなく、SaaS企業を中心とした営業・マーケティングの分業組織に特化しています。
SaaSとは、インターネットを通じて利用するソフトウェアのことです。企業の営業管理や経理などを支えるサービスがあり、マーキャリでは、そうした製品を顧客に届ける仕事への転職を支援しています。
主な対象は営業・マーケティングの4職種
主な対象は、次の4職種です。見込み客を集めてから契約後の利用を支えるまで、担当する場面が異なります。
| 職種 | 主な役割 |
|---|---|
| マーケティング | 広告やセミナーなどを通じて、製品に関心を持つ見込み客を集める |
| インサイドセールス(IS) | 電話やメールなどで見込み客の課題を聞き、商談につなげる |
| フィールドセールス(FS) | 商談で顧客の課題に合う提案を行い、契約につなげる |
| カスタマーサクセス(CS) | 契約後の顧客が製品を活用して成果を出せるよう支え、継続利用につなげる |
一人で新規開拓から既存顧客のフォローまで担う営業とは異なり、各部門が役割を分担して連携します。
ただし、実際の担当範囲は企業によって異なります。フィールドセールスでもオンライン商談を行うため、職種名だけで外回りの多さや在宅勤務の可否は判断できません。
出典:マーキャリNEXT CAREER公式サイト、Salesforceの職種・分業の解説
営業・マーケティング経験を生かしたい人に向く
特に利用を検討しやすいのは、営業やマーケティングの経験があり、SaaS企業への転職を考えている人です。メーカーの商品などを扱う営業も、広告やサービスなどを扱う営業も対象に含まれます。
| 運営会社 | 株式会社エムエム総研 |
|---|---|
| 利用料金 | 無料 |
| 面談対象 | 20・30代の営業職またはマーケ職の経験者 |
| 転職希望時期 | 1年以内に転職を考えている方 |
| 面談方法 | オンライン |
上記は、2026年9月20日に公式の申込画面などで確認した内容です。運営会社は、企業向けのマーケティングや営業活動のデジタル化を支援しています。営業・マーケティング領域の知見を持つ会社です。
「IT業界の経験がない」という理由だけで、相談先から外す必要はありません。今の仕事で何を担当してきたかを出発点に、SaaS企業で生かせる経験を相談できます。
出典:公式の面談申込画面、料金・マーケター向けの公式案内、運営会社の概要
マーキャリNEXT CAREERで受けられる転職支援

SaaS企業への転職では、求人の職種名を知るだけでは応募先を選びきれません。どの仕事で経験を生かせるか、企業が何を評価するかを相談できる点が、マーキャリを使う理由になります。
今の経験を生かせる職種から相談できる
希望職種が決まっていなくても、過去の業務経験と各職種との相性から相談できます。新規顧客への提案と契約後の支援では、力を発揮する場面が違うためです。
現職で得意な業務や、今後も続けたい仕事を伝えましょう。公式には、法人営業からカスタマーサクセスへ転職した事例もあります。
ただし、個別の成功例です。自分の経験がどう評価されるかは、応募条件と合わせて確認しましょう。
SaaS企業が評価する経験を応募書類で伝える
マーキャリでは、面談で経歴を振り返り、実績やスキルを採用担当者に伝わる形へ整理します。異業界への応募では、社内で通じる商品名や営業実績を並べるだけでは、仕事の中身が伝わりにくいためです。
面談前に、担当業務と工夫したことを短く書き出しておくと、経験を具体的に伝えられます。
- メーカーなどの営業経験:担当顧客、提案した課題、社内との協力、受注・継続取引につながった工夫
- 広告運用・販促の経験:担当した施策、成果、成果を上げるために行った改善
書類添削は総合型エージェントにもある支援です。マーキャリを検討する際は、SaaSの職種や企業の採用事情を踏まえた助言を受けたいかが、使い分けの目安になります。
非公開求人も含め、企業や製品・仕事内容を比べる
マーキャリは、一般に公開されていない求人も紹介すると案内しています。公開求人の件数だけでは、相談後に紹介される選択肢のすべては分かりません。
同じ職種でも、担当する顧客や支援内容は企業ごとに異なります。公開求人を読んだうえで、担当者には次の点を聞いてみましょう。
- どんな顧客の、どんな課題を解決する製品なのか
- 自分が担当する仕事と、他部門に引き継ぐ仕事は何か
- 募集する背景と、入社後に期待される役割は何か
- 出社の頻度や、実際のチームの働き方はどうか
掲載企業や募集内容は変わるため、応募できる求人は面談で確認しましょう。非公開求人の多さだけでなく、自分の経験・希望に合う仕事を紹介してもらえるかが選ぶ基準です。
参考:公式の公開求人サンプル(2026年9月20日確認)
応募先ごとの面接対策と条件交渉を相談する
応募先が決まったら、企業ごとの面接対策を受けられます。必要に応じて面接練習も行い、内定後は希望条件の交渉を担当者が代行します。
面接では、過去の実績に加え、なぜその企業の製品や仕事に関わりたいのかも伝えたいところです。企業選びで聞いた情報をもとに、自分の経験と志望理由がつながっているかを相談できます。
公式の通過率を見るときの注意
公式サイトには書類選考通過率90%、一次面接突破率61%という数値が掲載されています。ただし、確認したページでは集計期間や母数を特定できず、個人の内定確率を示す数字ではありません。
利用前に確認したい経験・求人の条件

マーキャリの専門領域が合っていても、希望する仕事を紹介してもらえるかは経歴や勤務地によって変わります。特に職種未経験の方や、転居を考えていない方は、申し込む前に確かめたい条件があります。
SaaS業界未経験と営業・マーケティング未経験は分けて考える
メーカーなどで営業をしてきた人は、SaaS業界が初めてでも営業経験者です。一方、営業・マーケティングを担当したことがない人は、職種そのものが未経験になります。
公式FAQには、営業未経験の方に紹介できる求人も用意していると書かれています。ただし、申込画面では20・30代の営業・マーケ職経験者を面談対象としており、すべての未経験者への面談を保証しているわけではありません。
販売・接客などの経験が対象になるか迷う場合は、公式の問い合わせ窓口に実際の担当業務を伝え、支援の可否を確かめてください。
面談の申込画面には、対象外の場合は返信を控えることもあると案内されています。職種未経験者向けの相談先も候補にしておきましょう。
出典:公式FAQ、面談申込画面の対象条件
希望勤務地とリモート勤務の条件は求人ごとに確かめる
キャリア面談はオンラインで受けられますが、転職先が完全在宅勤務とは限りません。地方から転居せず働きたい場合は、面談方法よりも求人の勤務条件を確かめる必要があります。
「リモート勤務あり」でも、毎週の出社や入社直後の通勤が必要なら、居住地によっては働けません。住んでいる地域、通える範囲、転居の可否を伝え、その条件で紹介できる求人があるかを聞きましょう。
希望に合う求人がなければ、地元の求人を扱う相談先も検討してください。紹介件数を増やすためだけに、譲れない勤務地の条件を変える必要はありません。
業界や職種を広く比べたい場合は他の相談先も候補にする
相談先を増やすかどうかは、希望する仕事と、今の支援で足りない点から考えましょう。
- 業界・職種を広く比べたい:総合型エージェントも候補にする
- 職種未経験から転職したい:未経験者の支援を得意とする相談先を選ぶ
- すでに他社を利用中:SaaS企業の情報や選考対策に不足を感じるなら追加を検討する
十分な情報と支援を得ているなら、登録先を増やす必要はありません。幅広い営業職や未経験からの転職を比較したい方は、20代の営業職に向けた転職エージェント比較も参考にしてください。
SaaS企業への転職を考えていて、面談対象の条件にも合う方は、今の経験で目指せる職種を相談してみましょう。
口コミ・評判から分かる支援への評価と対応の差

利用者の投稿には、企業情報や選考対策への評価と、連絡の進め方への不満が見られます。一人の投稿に両方が書かれている例もあり、「良い・悪い」の一言だけでは利用中の様子は分かりません。
業界情報や選考対策を評価する投稿がある
「みんなのキャリア」には、企業の社風や業界内での位置づけを知ることができたという投稿があります。経験を言葉にする支援を評価する声も見られました。面接での受け答えを深掘りしてもらい、自分の準備不足に気づいたという声もあります。
コエテコキャリアの利用証明済み投稿でも、書類作成や面接対策が評価されています。求人を紹介してもらうだけでなく、応募前の準備を一緒に進めたい人には、参考になる体験です。
公式サイトには、第三者サイトから転載された利用者の声もあります。同じ投稿が複数の場所に載っていても、別々の利用者による評価とは限らない点には留意してください。
求人の相性や事務連絡への不満もある
- コエテコ:選考結果の連絡漏れや日程調整の遅れがあり、投稿者から確認する手間がかかった
- みんなのキャリア:担当者の話し方や提案が合わず、別のエージェントを利用した
面談では、希望が提案に反映されているか、分からない言葉を説明してもらえるかを見てください。選考に進む際は連絡方法や日程を確認し、対応に困ったら担当者や運営に相談しましょう。
ここで紹介した内容は個別の体験の要約です。コエテコは確認時点で1件の投稿であり、少数の声からサービス全体の評価を決めることはできません。
出典:みんなのキャリアの利用者投稿、コエテコキャリアの利用証明済み投稿(2026年9月20日確認)
無料キャリア面談の申し込みから転職までの流れ

利用を決めたら、公式サイトからキャリア面談を申し込みます。希望職種を決めきれていなくても、経歴と相談したいことを準備しておくと、経験を生かせる仕事の話から始められます。
面談前に履歴書・職務経歴書と相談したいことを用意する
公式では、面談前に履歴書と職務経歴書の準備を求めています。担当業務や実績を書き、今後の希望と合わせて伝えられるようにしておきましょう。
希望条件は、すべて決まっていなくても構いません。続けたい仕事や変えられない条件をメモしておくと、具体的な相談に使えます。たとえば「顧客の導入後の支援に関わりたい」「転居はできない」といった希望です。
面談はすべてオンラインです。平日9〜21時の間で調整でき、土日祝日も担当者と時間の調整がつけば相談できます。
オンライン面談から応募・面接・内定へ進む
面談後は、経歴の整理と企業選びを進め、応募先に合わせて選考の準備をします。公式で案内されている流れは次のとおりです。
- 無料キャリア面談を申し込む
- 履歴書・職務経歴書を準備し、オンライン面談で経歴や希望を相談する
- 面談を踏まえて履歴書・職務経歴書を調整する
- 紹介された企業を検討し、求人に応募する
- 企業別の対策を受けて面接に進む
- 内定後に条件を確認し、承諾するか決める
- 在職中なら退職手続きや引き継ぎを進める
公式では、面談後から企業への応募まで約2〜3週間を目安としています。書類の準備などで前後するため、転職希望日がある方は早めに伝えてください。内定までが2〜3週間という意味ではありません。
求人を案内してもらうタイミングは希望を相談できます。仕事と並行して進めたい場合も、連絡できる時間帯や応募のペースを担当者とすり合わせましょう。
連絡が来ない場合・利用をやめたい場合の窓口
公式FAQでは、申込内容を確認し、支援対象に該当する方にのみ3営業日以内にメールで連絡すると案内しています。申し込み後は、登録したメールアドレスと迷惑メールフォルダも確認してください。
対象条件に該当していてもメールが届かない場合は、公式の問い合わせフォームから連絡しましょう。退会を希望する場合も、同フォームの問い合わせ内容欄に退会希望を記入するよう案内されています。
まとめ|SaaS転職で生かせる経験を相談しよう
マーキャリNEXT CAREERは、SaaS企業の営業・マーケティングへ経験を生かしたい人に向く転職エージェントです。職種の適性から企業選び、応募書類や面接対策まで相談できます。
面談の対象は、20・30代の営業・マーケ職経験者で、1年以内に転職を考えている方です。職種未経験の方や勤務地に制約がある方は、支援の可否や紹介できる求人を確かめてから進めましょう。
対象に合い、SaaS企業への転職を考えているなら、まずは今の経験を伝えてみてください。「どの職種に合うか分からない」という段階から、応募先を選ぶための相談を始められます。
